ビジネススキルってなんなんだろう

就活生の間では、ビジネススキルを学ぶことが成長の一つだと一般的に考えられている。

というふうに根拠もなく一般化してみたけど、少なくとも僕は企業で働いたら「ビジネススキルを学びたい」と思っている。

なぜなら、自分でビジネスができるようになることは、僕の目的の途上国のビジネス支援に不可欠だからだ。と言ってみるが、この文章にはあまりに不確実なものが多いと書いてて思う。「ビジネスができる」とは?「ビジネス支援」とは?

 

このいかにもビジネスを知らない人がいいそうな曖昧なビジネスに憧れた文章を、少しでも明確にしたいのがこの記事の目的だ。

 

はじめにまとめを書こう。

僕はビジネスとは「物・サービスを売ること」で、ビジネススキルとは、「物・サービスを売る能力」だと考えた。つまりセールスとマーケティングがビジネスの真髄ということになる。

企業活動の一連の流れは、物を製造し、顧客を見つけ、物を売って、対価を得ること。つまり、製造・マーケティング・セールスで事業が完成し、会計・人事とかの組織経営が同時に必要になる。

じゃあビジネススキルってこれ全部を言うんじゃないかって最初は思った。

経営スキル・会計スキル・マーケティングスキル・セールススキル・製造スキル・流通スキル・・・

でもよくよく考えてみるとビジネスを行っているのは企業だけじゃないし、そもそも企業という形態が誕生したのはつい最近じゃないか。利益創出を行うビジネスとい活動自体は、貨幣が生まれる前から行われたんだから、経営が普遍的なビジネススキルであるわけではない。

製造もそうだ。元来製造とセールスは分かれていた。職人はものづくりに専念して、それを決まった市場におろし、そこで買い付けた商人が消費者に品を届ける。どこかの誰かがふと、一括でやったほうが利益が出るんじゃないかと考え、ものづくりと販売を同時に行う組織体が生まれた。

 

と、いろいろ思った時点で、「じゃあ最も簡単なビジネスとは何か」と考えを巡らす。

と、したら本当に石器時代まで遡った。

ある村の人が遠くの村を訪れ、そこで初めて貝を目にする。彼の村は内陸なので、そんなものは見たことがない。村人はこれはみんな欲しがるゾッと考えて、彼の持っている大根1本と交換して、持って帰った。持って帰った貝は珍しがった村人と、大根3本で交換した。

多分最古のビジネス(もはや?)ってこんな感じじゃないか。

ここで村人がやったのって、要はマーケティングとセールスだと思う。

彼は貝を見た瞬間に、これは売れる!という消費者需要を感じ取った、そしてそれを村人に上手く売った。

 

何話しているかわからなくなってきた、

要は最古のビジネスはマーケティングとセールス、つまり需要をつかんで売るの能力で成り立っていて、今もその真髄は変わっていないんじゃないかという話。

 

製造・流通・経営やらは規模が大きくなるにつれて付随されてきたが、ビジネスの真髄とは少し違うのではないか。

 

少し整理されてきた(?)

じゃあより汎用的なビジネススキルとはやっぱり、「売る力」に絞られる。じゃあこれをつけよう。だって、どんな小規模なビジネスでもこれは共通で必要だから。